昭和大学勤務時から研究していた、超悪玉コレステロールと呼ばれる、small dense LDL(sd LDL)コレステロールの自費測定を開始いたしました(税別3,000円)。sd LDLはLDLの粒子の大きさが小型で、酸化変性を受けやすいことから動脈硬化惹起性が非常に高いことが特徴です。これまでは〝LDL Window″という概念で、中性脂肪(TG)値とアポB値やNonHDLコレステロール値からsdLDL-Cの高値を推察することを論文化し、提唱しておりましたが、いよいよ当院で直接測定することが可能となりました。

本邦や海外の大規模臨床研究からもsd LDLの動脈硬化惹起性が次々に明らかにされています。LDL-Cの値が正常~軽度高値の場合でも、糖尿病や高中性脂肪血症、虚血性心疾患、メタボリックシンドローム、脂肪肝、慢性腎臓病(CKD)などを有する場合にはsdLDL-Cが異常高値が隠れている場合が多くあります。このような疾患を有する方は特に測定してみることをお勧めします。

Small dense LDLを測定することで、これまでの研究を臨床に生かし、動脈硬化性疾患の発症の予防に努めていきたい思います。

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有楽橋クリニック