sd LDLについて

真の悪役 超悪玉コレステロールとは? | sd-LDLどっとこむ

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で測定可能な施設に当院が掲載されています。

sd LDLは高血圧や糖尿病、脂肪肝、高中性脂肪血症、メタボリック症候群などを有していると増加します。LDLコレステロール以上にsd LDLの増加は、心筋梗塞など動脈硬化性疾患の発症に強く影響します。上記のような疾患を有している方やご家族に心筋梗塞や狭心症などの心疾患を有する方は「超悪玉コレステロール」とも呼ばれるsd LDLを測定することをお勧めします。

生活習慣でsd LDLを低下させるためには、野菜を多く摂取すること、飽和脂肪酸(肉食など)や揚げ物、中華料理などを減らすこと、不飽和脂肪酸(魚食など)を増やすことを意識しましょう。

また、日々の生活で運動を心がけることも重要です。座っている時間が長くなると(30分以上)、糖尿病をはじめとする生活習慣病の発症リスクが高まります。そのため、立位をはさんで仕事をする、1駅前で電車を降りて歩数を増やす、駅や職場の階段を利用するなどして1日の歩数や活動量を増やしましょう。

体重増加が増加すると脂肪肝を悪化させ、インスリンの働きを減弱し中性脂肪値や血糖値を増加させます。食後に運動することは食後血糖や食後高脂血症を改善させ、sd LDLを低下させることにつながります。

とくに年末年始は体重が増加しやすいので、体重をこまめに測定するなどして気を付けましょう。

有楽橋クリニック